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2016.9.14 第77回応用物理学会秋季学術講演会(朱鷺メッセ)で発表を行いました。
2016.3.21 第63回応用物理学会春季学術講演会(東工大)で発表を行いました。
2016.2.01 東京大学大学院総合文化研究科の助教に着任しました。
略歴
学歴
2004年 静岡県立藤枝東高校 卒業
2009年 京都大学総合人間学部 卒業
2011年 京都大学大学院人間・環境学研究科 相関環境学専攻 修士課程修了
2014年 京都大学大学院人間・環境学研究科 相関環境学専攻 博士課程修了
職歴
2012年 日本学術振興会 特別研究員DC2
2014年 京都大学 非常勤講師 (基礎化学実験を担当)
2014年 日本学術振興会 特別研究員RPD
2015年8月-2016年1月 パリ化学研究所Prof.B.Viana研に研究滞在
2016年2月- 東京大学大学院総合文化研究科 助教（現職）
所属学会
日本セラミックス協会
応用物理学会
日本希土類学会
米国セラミックス学会
賞罰
2014年 第6回京都大学たちばな賞 学生部門
2015年 第38回(2015年春季)応用物理学会講演奨励賞
2016年 第32回(2015年度)井上研究奨励賞
2017年 第71回(平成28年度)日本セラミックス協会進歩賞
研究内容
- 新規蛍光材料の開発
- 次世代の光機能性材料の創生をめざして、 酸化物蛍光体の合成と発光機構の解明を行っています。 蛍光材料は、照明のみならず、X線シンチレータやテレビなどディスプレイなど私たちの生活を支える機能性材料です。 ホスト材料、発光中心イオンを選択し、材料設計をすることにより、その蛍光寿命、発光波長を制御することが可能です。 材料の形態(ナノ粒子化や薄膜化)を変化させることで、生体イメージングや次世代ディスプレイ といった新たな材料の創出を目指しています。
- 強相関酸化物薄膜の物性研究
- 通常のバンド理論では金属と予想されるにも関わらず絶縁性を示すMott絶縁体をはじめとした、
電子相関を考慮すべき材料群の物性研究と、その物性を生かした新規デバイス創製を目指しています。
バルクでは金属的であるけれども、数原子層の極薄膜として次元性を低下させると絶縁体へと転移 するペロブスカイト酸化物であるSrVO3に着目して研究を開始しています。
学会発表 2015-2016
これまでの学会発表リストはこちら
2016年度
片山裕美子, 佐藤洋平, 上野和紀,
"SrVO3/SrTiO3超格子における金属絶縁体転移"
第77回応用物理学会秋季学術講演会, 14a-A31-6, 9/14, 朱鷺メッセ, 新潟, 2016
片山裕美子, B. Viana, D. Gourier, 許健, 田部勢津久,
"Y3Al2Ga3O12:Cr3+における光刺激誘起残光"
第63回応用物理学会春季学術講演会, 21a-S423-9, 3/21, 東工大, 東京, 2016
論文リスト 2015-2016
これまでの投稿論文リストはこちら2017
Y. Katayama, A.Hashimoto, J. Xu, J. Ueda, S. Tanabe,
"Thermoluminescence investigation on Y3Al5-xGaxO12:Ce3+-Bi3+ green persistent phosphors"
Journal of Luminescence,183, 355-359(2017). DOI:10.1016/j.jlumin.2016.11.074
2016
Y. Katayama, B. Viana, D. Gourier, J. Xu, S. Tanabe,
"Photostimulation induced persistent luminescence in Y3Al2Ga3O12:Cr3+"
Optical Materials Express, 6[4],1405-1413 (2016). DOI:10.1364/OME.6.001405
Y. Katayama, H. Kobayashi, J. Ueda, B. Viana, S. Tanabe,
"Persistent luminescence properties of Cr3+-Sm3+ activated LaAlO3 perovskite"
Optical Materials Express, 6[4], 1500-1505 (2016). DOI:10.1364/OME.6.001500
